本田稔さん2021.10.03 没
1945.8.6広島原爆投下時に上空より目撃者パイロットの本田さんが亡くなられていました。
最後の零戦パイロットで元海軍航空隊少佐 の言葉です。
戦争と言うのは軍人と軍人の戦いのはずだ。
だから原爆は戦争じゃない。
非戦闘員の真上で爆発させるんですから。
NHKアーカイブスにインタビューがありました。
飛行機の性能が劣る中、生き延びたすべを語られています。
戦闘機 ゼロ戦は敵機の後方から攻めるセオリーが通用しない中、前方より攻撃する戦術に変えたそうです。
1000馬力に満たないゼロ戦は防弾装備も無く軽いので旋回性能だけが良かったそうです。
一方敵機 米国グラマンF6Fは2000馬力の最新型で追いつかなく、昭和18年4月以降戦術を変えられたそうです。
与えられた条件の中、文句も言わずに命令に従い歩くこともままならない体で出撃していた生々しい体験。
目に良いと、生玉ねぎを毎日半分食べていたこと。
補給が無い中、まともな食事ができずに走る事さえできなくなり、55KGの体重が
47KGまで痩せてしまった体での操縦。
片道3時間半、睡魔との戦いの中、居眠り飛行で落ちてゆく仲間の機体。
信じられない戦争体験です。
生き延びるすべを考える。
まさに戦う男の生きざまです。
今、会社で働く自分にも言える学びがありました。
与えられた条件の中で、どうやって稼いでゆくか、どうやったら上手くいくかを今一度考えようと思います。
出来ない理由を考える人が多い中、出来る事の範囲の中でどうやるのか考えるときっと道は開けます。
僕もどうやれば収益をあげられるか、出来る事を精一杯やって行こうと思いました。
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